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2026年 新年のご挨拶

新年、明けましておめでとうございます。

旧年中は格別のご厚情を賜り、心より御礼申し上げます。
昨年は、私たち橘屋にとっても、多くの課題と向き合う一年となりました。

原材料費や物流費をはじめとした価格の高騰、長年ともに歩んできた職人の高齢化による撤退など、簡単には答えの出ない問題が次々と押し寄せました。それでも、お取引先の皆さま、お客様、そして現場を支えてくれているスタッフ一人ひとりの力に支えられ、ひとつひとつ乗り越えることができた一年でもありました。改めて、心より感謝申し上げます。

日々、着物に向き合う中でお客様から教えられることがあります。
着物は、おばあさまからお母さまへ、そして次の世代へ。
思い出や想いとともに世代を超えて受け継がれてきた大切な着物には、数字では測れない価値があります。サイズが合わなくなった着物、時を経て傷みが出てしまった着物も、手を入れ、整えることで、再び袖を通す喜びを取り戻すことができます。まさにSDGs「究極のエコ」です。

私たちは、ただ加工をするのではなく、「想いをつなぐ仕事」をしているのだと考えています。
着物を着る楽しみ、装う喜びを、これからも多くの方と分かち合っていきたい。

一方で、守るだけでは続けていくのは難しい時代。良いものは、より良く。
そのためにも、伝統や技術を大切にしながらも、時代に合った方法を取り入れ、より安心して、より身近に、橘屋の仕事を感じていただけるよう努めてまいります。

2026年も、橘屋は「チャレンジの年」と位置づけ、変化を恐れず挑戦し続けます。

着物のある生活と真摯に向き合い、ひとつひとつのご依頼に誠実に応えること。
そして、未来へと想いをつないでいく存在であり続けること。その積み重ねこそが、私たちの使命だと信じています。

本年も変わらぬご支援、ご指導を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さまにとって、健やかで実り多き一年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。

株式会社 橘屋
代表取締役 久保 良江

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